「東アジア文化都市」は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国３か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものです。これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指します。
また、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。
約千年前に誕生した鎌倉の文化は、
大陸との交流をゆるやかに繰り返しながら
海と山に囲まれた美しい風土のなかで
独自の雰囲気を醸し出すまちへと育てられた。
千年もの豊かさが、この地で暮らす人や
訪れる人の心をつかみ、温め、ほぐしてくれる。
“鎌倉”を、もう千年先へ継承していくため
いま、わたしたちがすべきこと、
しておきたいことは何なのか？
未来を担う子どもたちが、
いつか自分の子どもたちに胸をはれるまちにする。
そこは豊かな自然と文化が調和し、
人々の平和への願いとやさしさに溢れたまち。
新たなる千年の歴史が、
あなたの一歩からはじまる。
千年の歴史を持つ鎌倉市は、このプロジェクトを期に未来のまちを支える子どもたちに、いかに鎌倉の価値を残せるかを考えて事業・活動を行っていくことに決めました。
そのため、このまちに暮らす・行き来する人たちに「どんなまちであってほしいか」「どんなまちにしていきたいか」「そこにどう参加していたか」を聞きはじめています。
今回のロゴは、最初に質問をさせていただいた鎌倉市の５歳の子どもたちの文字を組み合わせたものです。一人ひとり、この世にふたつと同じ形がない文字でプロジェクトを体現する。新しく未来の鎌倉をつくっていくプロジェクトのはじめの一歩にふさわしいロゴができたと思っています。
鎌倉市で暮らす子どもたちが書いてくれた文字と、彼らの目線から見て、鎌倉を象徴するイラストを集めて「かまくらみらいフォント」をつくりました。
世界にふたつとない個性あふれるひとつひとつ文字とイラストが、鎌倉の未来へ向けたはじめの一歩だと考えています。
※ 本プロジェクトのロゴは「かまくらみらいフォント」でつくられています。
